進撃の巨人 ネタバレ83話「 大鉈 」画バレなし!

「進撃の巨人」第83話「 大鉈 」2016年8月号(7月9日発売)掲載

前回の内容

アルミンの作戦で「鎧の巨人」をミカサ・ジャン・コニー・サシャが引きつけその間に「超大型巨人」をエレンとアルミンが倒すという作戦が開始した。
かろうじて勝利しライナーとベルトルトを巨人の体から引きずりだしたエレン達であったが勝利したその代償は大きなものであった。

その勇者の名はアルミン・アルレルト!!
お楽しみに

 

 

第83話 大鉈

 

★★★ エレン・アルミンの幼き日の回想 ★★★

アルミンはいじめっ子にいじめられ泣きながらうずくまっていた

エレン
「お前 何でやりかえさないんだよ」

その言葉にアルミンは声がした方を見てみると男の子が立っていた

エレン
「やりかえさないからナメられる 負けっぱなしでいいのかよ?」

アルミン
「僕は・・・ 負けてないよ・・・」

エレン
「はぁ?」

アルミン
「僕は逃げてない」

エレン
「お前・・・ 名前は?」

 

★★★★★ 現 在 ★★★★★

エレンはまる焦げになり横たわっているアルミンを見ていた

エレン
「・・・こうなることはわかってたはずなのに・・・
でも・・・ お前の力に頼るしかなくて・・・
こいつを捕らえることができたのも全部お前の手柄だよ・・・
アルミン・・・ お前はどうして逃げないんだよ・・・」

エレンの横には両手・両足を失ったベルトルトが横たわっていた

その時、屋根の上にいるエレンの近くの家の屋根が爆発しエレンが見てみると「四足歩行型巨人」に乗ったジーク戦士長が現れた

エレン
「・・・巨人!?」

「四足歩行型巨人」は家の屋根から屋根に飛び移りながらエレンがいる屋根に飛び移った
エレンはベルトルトの首にブレードを押し付けながらジーク戦士長に

エレン
「それ以上近づいてみろ!!
こいつを奪われるくらいなら殺すからよ」

そう言いながらエレンはジーク戦士長を見て思った
「こいつ・・・目の周りに巨人化の跡が・・・「獣の巨人」か!?」

ジーク戦士長
「お前がエレン・・・イェーガーか?」

それを聞いたエレンは自分の事をジーク戦士長に知られていると思い「ダメだこいつ(ベルトルト)だけでもー」と思いながらブレードをベルトルトの首元に切りつけた

ジーク戦士長
「全然親父と似てないな・・・」

エレン
「・・・ 何・・・?」

ジーク戦士長
「信じてほしい俺はお前の理解者だ
俺達はあの父親の被害者・・・
お前は父親に洗脳されている」

エレンはジーク戦士長の顔をみながら父親のグリシャの顔とジーク戦士長の顔が似ているのに驚いた

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エレン
「父・・・さん!?」

すると壁上で黒い煙に包まれている人影が現れジーク戦士長がその人影に気付き見てみるとそこにはリヴァイが立っていた

ジーク戦士長
「オイ・・・!? ウソだろ!?
ここまで追って来やがった・・・」

リヴァイは体から黒い蒸気を発しながら立ってジーク戦士長を見ていた

ジーク戦士長
「・・・化け物め・・・」

壁の外ではリヴァイが倒してきた巨人達の死骸が無数に散乱していた

リヴァイは壁上からジーク戦士長がいる下に飛び降りた
ジーク戦士長は降りてくるリヴァイを見ながら

ジーク戦士長
「・・・!! ・・・
あぁ・・・ わかったよリヴァイ
痛み分けで手を打とう」

ジーク戦士長はエレンにブレードで首元を切られているベルトルトの方を向き

ジーク戦士長
「ベルトルト悪いが・・・お前はここまでらしい
・・・エレンいつかお前を救い出してやるからな」

そう言うとジーク戦士長と「四足歩行型巨人」は向きを変え走り去って行った
走り去った「四足歩行型巨人」とジーク戦士長を見ながらエレンは

エレン
「は・・・!?逃げた??」

するとジーク戦士長がいた屋根の上にリヴァイが降り立った
リヴァイを見たエレンは

エレン
「兵長!!」

リヴァイ
「今のでガスが完全に切れた
奴を追うガスと刃すべてよこせ」

エレン
「・・・はい!!」

リヴァイ
「急げ!!」

エレンが装備を体から外しているとエレンの後ろで焦げて横たわっているアルミンが「ゴホッ」と咳をした
その咳に気付きエレンはアルミンの方に振り向いた

 

★★★★★ ハンジ側 ★★★★★

その頃、巨人から引きずり出されたライナーは両手・両足が無く目隠しをされ家の壁際でハンジから尋問をうけていた

ハンジ
「ライナーこの左胸に入ってた鉄のケースは何だい?」

ハンジの後ろではミカサがジャンの傷の手当をしていた

ハンジ
「君が手足を切り落とされる前 ・・・最後の力で取り出そうとしたものだぞ 自決用の薬?それとも爆弾か?」

ライナー
「・・・ ・・・てがみ」

ハンジ
「手紙? ・・・何の手紙?」

ライナー
「ユミルの・・・手紙だ
クリスタに・・・必ず・・・
渡してほしい・・・」

ハンジ
「・・・中身を改めてからね」

そう言うとハンジは立ち上がりブレードを抜きながら

ハンジ
「さて・・・聞きたいことは山ほどある・・・んだけど・・・
君の口も鎧のように固そうに見える 君は・・・
私達が知りたいことを教えてくれるかな?」

ライナー
「いいや」

ハンジ
「・・・ありがとう 覚悟ができてて助かるよ」

そう言うとハンジはブレードをライナーの首元に突き刺した
それを見ていたジャンがハンジに

ジャン
「・・・待って下さい!!
いいんですか?その力・・・奪えるかもしれないのに」

 

★★★★★ 回 想 調査兵団の食堂 ★★★★★

調査兵団の食堂でエルヴィンが兵士達に黒い箱に入った注射器の説明をしていた

エルヴィン
「この注射を打った人間は巨人になる
その巨人とは・・・我々と最も多くの人類の命を平らげてきた
あの知性のカケラも無い巨人のことだ
諸君ら兵士に知らせた通り巨人の正体は人間であったと考えられている
今日説明するのはこの注射薬の最も有効な活用法についてだ
この薬を使えば「超大型巨人」や「鎧の巨人」「獣の巨人」らの力を奪うことができる
その術とはこの注射を打たれた者が巨人となり「巨人化できる人間」を食らうこと正確には対象の背骨を噛み砕き脊髄液を体内に摂取することである
そうすることで一旦は知性の無い巨人となった者も人間に戻り我々の誇るエレンのように「巨人の力を操る人」となるのだ
ここにいる全員にそれを担う可能性と覚悟を求める
今作戦の優先目標が「知性を持つ巨人の死滅」並びに「ウォール・マリアの奪還」であることに変わりはない
だがもし条件が揃いそれが可能であれば積極的に「巨人の力」を奪いたい
それが果たせれば巨人の力や情報を得られるばかりではなく瀕死に至った人間をも蘇らせることができる
つまり注射を打たれる者は重傷者が優先される
もし巨人の力を持つ敵を捕らえ四肢を切断した後 安全が確保されたならリヴァイ兵士長を呼び求めよ
この注射薬はリヴァイ兵士長に託してある
くれぐれも承知してほしい 注射薬はこの一本限りだ」

 

★★★★★ 現 在 ★★★★★

ハンジ
「私は条件が揃ったとは思わない」

ハンジはそう言いながらライナーの首元に刺しているブレードに力を入れたライナーは「ゲホッ」と言いながら首からは血が噴出していた

ハンジ
「今はリヴァイやあちらの状況がわからない それを確認する時間も余裕も無いと思うね
なぜならこいつらの底力は我々には到底計り知れないからだ
首をはねてもまだ安心できないよ」

黙ってハンジの言葉を聞いていたジャンとミカサであったが

ジャン
「ハンジさんらしく・・・ないですね
わからないものはわからないと蓋をして
この先どうやったら俺達は巨人に勝てるんですか?」

ミカサ
「ジャン・・・」

ジャン
「俺達が敵を計り知れるようになるのは・・・いつですか?」

ハンジ
「・・・ミカサ」

ミカサ
「はい?」

ハンジ
「ガスはあとどれくらいある?」

ミカサ
「・・・ もうほとんど残ってません・・・
ですが エレンとアルミンの元への片道分はあります」

ハンジ
「私よりはあるな・・・
ミカサ すぐにエレン達の状況を見てきてくれ
そしてガスを補給しリヴァイから注射薬を貰ってこい
何らかの理由でそれが叶わない場合には信煙弾を撃て
それを合図にライナーを絶つ」

ミカサ
「了解です」

ミカサはそう言うと立体機動装置を使いエレン達のいる方へ飛んでいった

ジャン
「・・・ハンジさん 俺は・・・」

ハンジ
「私の判断だ君のは判断材料」

その言葉を聞きながらジャンは考えていた
「俺は・・・何だ?まさか この期に及んで・・・」

ハンジ
「しかしどうする?」

ジャン
「はい?」

ハンジ
「巨人になるとしたら・・・
命に別状は無いが重傷を負ったサシャか」

ハンジはライナーを見ながら

ハンジ
「もっと・・・相応しい誰かか・・・」

 

★★★★★ エレン側 ★★★★★

ミカサがエレン達がいる場所に辿り付くとエレンがまる焦げのアルミンを抱きかかえ大きな声で

エレン
「やった やったぞ!!
アルミンが息を吹き返した!!」

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くろ焦げで横たわっているアルミンの口から「ヒュ~」「ヒュ~」という声が聞こえていた

エレン
「がんばれ!!もっと息吸え!!」

アルミンの無残な姿を見たミカサは頭を抱え泣きながら

ミカサ
「アルミン?」

エレンはリヴァイに

エレン
「兵長!!注射を早く!!」

しかしリヴァイは何も言わずただ腰を落としていた
そんなリヴァイを見てエレンは

エレン
「アルミンを巨人にして・・・!!
ベルトルトを食わせるんですよ!!
早く注射をください!!」

リヴァイはその言葉を聞き

リヴァイ
「・・・あぁ」

そう言うと注射器が入った黒い箱を取り出した

その様子を見ていたミカサは「ハッー」とハンジ達に合図を送るのを思い出し信煙弾を取り出し空に向かって発射した

 

★★★★★ ハンジ側 ★★★★★

ミカサが発射した信煙弾が空高く上がりその信煙弾を見たジャンはハンジに報告しようとハンジを見ると「四足歩行型巨人」がハンジに向かって突進してくるのに気付き

ジャン
「ハンジさん!!」

ハンジはジャンの声を聞いて後方を振り向くと「四足歩行型巨人」が口を大きくあけハンジに襲い掛かろうとしていた
その時、ジャンが立体機動装置を使いハンジを間一髪抱きかかえその場から離れた
ジャンに助けられたハンジは起き上がり「まずい!!」と思いながらブレードを抜き「四足歩行型巨人」を見たが「四足歩行型巨人」はライナーを口にくわえていた
「四足歩行型巨人」の口に銜えられたライナーを見てハンジは呆然となっていたがコニーが

コニー
「ハンジさん!!ライナーを奪われました!!」

コニーが言葉を発すると同時に「四足歩行型巨人」はライナーを銜え走り去って行った

ハンジ
「ッ・・・・・・」

ジャン
「あ・・・!!」

コニーは「クソッ!!」と言いながら立体機動装置で「四足歩行型巨人」を追いかけようとしたがハンジが

ハンジ
「コニー!!追わなくていい!!」

コニー
「・・・!!」

ハンジ
「もうガスはわずかしか無い・・・
返り討ちにされるだけだ・・・」

ジャンは倒れこんだまま地面を手で叩き

ジャン
「くそおお!!俺のせいです・・・俺が・・・
取り返しのつかないことを・・・」

ハンジは「四足歩行型巨人」の去った方向を見ながら

ハンジ
「・・・私の判断だと言ったろ
エレン達と合流しよう」

 

★★★★★ エレン側 ★★★★★

その頃、屋根の上でリヴァイは注射器が入った黒い箱をエレンに渡そうとしていたが屋根の端から「ガタッ」と言う音がして見てみると屋根に兵士が登って来た

兵士
「リヴァイ・・・兵長 やっと追いついた・・・」

リヴァイが屋根に登って来た兵士を見てみるとエルヴィンと突撃に参加していた新兵で新兵はエルヴィンを背中に担いでいた

新兵
「エルヴィン団長が重傷です 腹がエグれて・・・
内臓まで損傷してるため・・・血が止まりません・・・
例の注射が役に立てばと思ったんですがどうでしょうか?」

エレン
「・・・え?」

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エレンはリヴァイが自分に渡そうとしていた注射器が入った黒い箱を自分の方に引きもどしたのを見て驚いた
エレンは黒い箱を貰おうと手を出したままリヴァイに

エレン
「兵長?」

リヴァイはチラッとエレンを見てエルヴィンの口元に手をかざした

リヴァイ
「・・・まだ息がある まだ生きている」

エレンとミサカはリヴァイを見ながら唖然としていた

リヴァイは立ち上がりエレン達に

リヴァイ
「この注射はエルヴィンに打つ」

その言葉を聞いたエレンはリヴァイに詰め寄り

エレン
「さっきアルミンに使うって・・・」

リヴァイ
「俺は人類を救える方を生かす」

そんな二人の横にいる新兵が

新兵
「え・・・!? ッ!!」

驚いている新兵の目に映ったのはブレードを鞘から抜いてリヴァイに迫っているミカサの姿だった

ミサカはブレードを抜き涙を流しながら呆然とリヴァイに近づいていた

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リヴァイは自分に近づいてくるミサカを見ていた

そして、その屋根の上では「ヒュー」「ヒュー」と息をするアルミンと「ゼェ」「ゼェ」と息をするエルヴィンとただ目を瞑って横になってるベルトルトの姿があった

その頃、壁上では「四足歩行型巨人」の上に乗ったジーク戦士長が壁上に置かれたライナーに

ジーク戦士長
「ライナー・・・
お前は運がよかったね」

 

幼なじみの命を奪うのは非情なる大人の決断・・・・・・。

 

 

今回はココまでです。
今後の展開をお楽しみに!

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