進撃の巨人ネタバレ80話「名も無き兵士」画バレなし!

「進撃の巨人」第80話「名も無き兵士」2016年5月号(4月9日発売)掲載

前回の内容
巨人化したベルトルトはシガンシナ区の家々を下手投げで空に放り投げながら破壊していった。
その光景をエレン達は茫然と見ていた。
エレン達は今後の行動を考え指揮権を持つアルミンに指示を仰いだがアルミンは不安になりジャンに今後の指示を託した。
その頃、ウォール・マリアの内側にいるリヴァイの下に兵士がやってきてリヴァイに休むように言うとまた兵士達は前線に戻って行ったが突然無数の岩が飛んできて前線に向かった兵士や家々に直撃し破壊していった。
リヴァイが岩が飛んできた方向を見ると「獣の巨人」が岩を投げ飛ばしていた。
その頃、「超大型巨人」は壁に向かって動き出していた。
巨人化しているエレンは「超大型巨人」に向かって行き「超大型巨人」の足を掴んだが「超大型巨人」はエレンをそのまま蹴り飛ばしエレンは壁上付近に体ごと突き刺さった。

巨体が響かせる人類敗北の音。
お楽しみに

shinngeki-80-1

第80話 名も無き兵士

「超大型巨人」に蹴り飛ばされ壁上にめり込んだエレンは意識が朦朧となっていた

壁下からエルヴィンとリヴァイは壁上にめり込んだエレンを見ながら

リヴァイ
「オイ・・・ あれは エレンか?
・・・壁の上まで吹っ飛ばされたってわけか・・・「超大型巨人」に」

 

★★★ シガンシナ区 ★★★

その頃、シガンシナ区にいるミカサ達は「超大型巨人」に蹴り飛ばされ壁上にめり込んだエレンを見ていた

ミカサ
「・・・・・・ ・・・・・・は
エレンが・・・ 動かない・・・」

エレンの無残な姿を見てミカサ達は動揺した
しかし、そんなミカサ達にジャンが

ジャン
「死んじゃいねぇよ!!
目の前の怪物に集中しろ!!
ありゃさすがに突っ込みすぎた・・・
あの巨体に無策で挑めばああなっちまう
・・・何か 一発逆転の策でも無い限り
この奪還作戦も 俺達の命も・・・
人類の未来もすべておしまいだ」

「超大型巨人」を見ながら絶望的な顔で話していたジャンだったが、何かを決心したかのように覚悟を決め

ジャン
「・・・だからって このまま大人しく皆殺しにされてたまるか!!
攻撃をしかけるぞ!!」

その言葉を聴いたミカサやコニー達は一斉に立体起動装置を使い「超大型巨人」に向かっていった

ジャン
「奴はまだ「雷槍」を知らない!!
俺とコニーとサシャで気を引く!!
その隙にミカサが打ち込め!!」

その言葉を聞いたミカサ・サシャ・コニーは「了解!!」と返事し一斉に「超大型巨人」に向かっていった

「超大型巨人」にアンカーを打ち込みジャンとコニーとサシャが「超大型巨人」の気を引くために罵声を浴びせた

ジャン
「オイ!!ウスノロ!!その目ん玉ぶっ潰してやる!!」

コニー
「この・・・ バーカ!!」

サシャ
「変態大魔王!!」

コニーとサシャが罵声を浴びせている時、ジャンは
「・・・見え透いた陽動だろう 奴も背後のミカサに気付いているハズだ
だが・・・ 雷槍をくらえばー」

その時、ミカサが「超大型巨人」の背後から雷槍を打ち込んだ
しかし、次の瞬間「超大型巨人」から熱風が吹き上げミカサは雷槍と共に吹き飛ばされ吹き飛ばされた雷槍のピンが外れミカサの近くで爆発した
雷槍の爆発で「超大型巨人」に刺さっていたアンカーも外れてしまった

近くの屋根でその爆風に耐えていたアルミンはみんなの事を心配しながら
「やっぱりダメか!?この熱風は発射した雷槍さえ跳ね返すその上アンカーが抜かれて立体起動で近付くことさえできない・・・」

近くの屋根に飛び降りたサシャとコニーだったがコニーは咳き込み口から血を流していたそんなコニーに

サシャ
「コニー!!」

コニー
「クソ・・・!!息吸ったら喉が焼けたぞ」

その時、アルミンがいる屋根の上にミカサが降りてきた

アルミン
「ミカサ・・・!!血が!?」

ミカサ
「雷槍の破片を少し受けた
大丈夫浅いから それより・・・どう?」

アルミン
「・・・え?」

ミカサ
「何か・・・ 反撃の糸口は・・・」

その言葉を聴いて青ざめた顔になったアルミンは

アルミン
「・・・何も」

アルミンの言葉をミカサの後ろでジャンが絶望的な顔で聞いていた

その頃、熱風を出している「超大型巨人」の近くで爆発が起こりアルミンやジャンやミカサがその爆発に気付き見てみるとそこから「鎧の巨人」が現れた

 

★★★ ウォール・マリアの内側 ★★★

その頃、ウォール・マリアの内側では「獣の巨人」が岩を壁に向かって放り投げていた
エルヴィンとリヴァイは壁下で話をしていた

リヴァイ
「獣はここらにアタリをつけたみてぇだな
ここもすぐに蜂の巣になる
エルヴィン・・・ 反撃の手数が何も残されてねぇって言うんなら
敗走の準備をするぞ・・・」

リヴァイは壁上のエレンを指差して

リヴァイ
「あそこで伸びてるエレンを起こしてこい
そのエレンにお前と何人かを乗せて逃げろ
少しでも生存者を残す」

エルヴィンとリヴァイが話している後ろで新兵達が騒いでいた
マルロが半泣きの新兵に

マルロ
「オイ!!馬が逃げたぞ!!お前らの担当だろ!?」

新兵
「うるせぇ!!もう意味ねぇだろ!?」

マルロ
「何だと!?」

新兵
「あんなに強かった調査兵団がみんな一瞬で死んだんだぞ!?
・・・つーか お前もわかってんだろ いくら馬を守ったってなぁ・・・
それに乗って帰る奴は・・・誰もいないって!!」

その言葉を聴いたマルロ達新兵は青ざめた

新兵は座り込み泣きながら

新兵
「理屈じゃわかっていたさ
人類がただ壁の中にいるだけじゃ いつか突然やって来る巨人に食い滅ぼされる
誰かが危険を冒してでも行動しなくちゃいけない・・・
誰かを犠牲者にさせないために自分を犠牲にできる奴が必要なんだってな・・・
そんな勇敢な兵士は誰だ? ・・・そう聞かれた時
それは俺だって・・・思っちまったんだ・・・
でも・・・ まさか・・・ そうやって死んでいくことが
・・・こんなに何の意味も無いことだなんて思いもしなかったんだ・・・
・・・考えてみりゃそういう人達の方が圧倒的に多いはずなのに・・・
何で・・・自分だけは違うって・・・ 思っちまったんだろう・・・」

新兵の話を聞いていたリヴァイはエルヴィンに

リヴァイ
「新兵とハンジ達の生き残りが馬で一斉に散らばり・・・帰路を目指すのはどうだ?
それを囮にしてお前らを乗せたエレンが駆け抜ける」

エルヴィン
「リヴァイ・・・ お前はどうするつもりだ?」

リヴァイ
「俺は獣の相手だ 奴を引きつけて」

エルヴィン
「無理だ 近付くことすらできない」

リヴァイ
「だろうな だが・・・
お前とエレンが生きて帰ればまだ望みはある
既に状況はそういう段階にあると思わないか?
大敗北だ 正直言って・・・ 俺はもう誰も生きて帰れないとすら思っている・・・」

エルヴィン
「あぁ 反撃の手立てが何も無ければな・・・」

俯いていたリヴァイはエルヴィンの言葉を聴いて顔を上げ

リヴァイ
「・・・あるのか?」

エルヴィン
「・・・あぁ」

リヴァイ
「・・・なぜそれをすぐに言わない?
・・・なぜクソみてぇな面して黙っている?」

エルヴィン
「・・・この作戦が上手く行けば・・・
お前は獣を仕留めることができるかもしれない
ここにいる新兵と私の命を捧げればな」

エルヴィンとリヴァイは脅えている新兵を見ながら

エルヴィン
「・・・お前の言う通りだ どの道我々は殆ど死ぬだろう
イヤ・・・全滅する可能性の方がずっと高い
それならば玉砕覚悟で勝機に懸ける戦法もやむ無しなのだが・・・
そのためにはあの若者達に死んでくれと・・・
一流の詐欺師のように体のいい方便を並べなくてはならない
私が先頭を走らなければ誰も続く者はいないだろう
そして私は真っ先に死ぬ
地下室に何があるのか・・・知ることもなくな・・・」

エルヴィンの言葉を聞いたリヴァイは意味がわからず

リヴァイ
「・・・は?」

エルヴィンはため息をつきながら近くに置いてある木箱に座り込み

エルヴィン
「俺は・・・ ・・・このまま 地下室に行きたい・・・
俺が今までやってこれたのも ・・・いつかこんな日が来ると思ってたからだ・・・
いつか・・・ 「答え合わせ」ができるはずだと」

エルヴィンは自分の左手を見ながら

エルヴィン
「・・・何度も・・・死んだ方が楽だと思った
それでも・・・父との夢が頭にチラつくんだ
そして今 手を伸ばせば届く所に答えがある」

そう言うとエルヴィンは左手を上に上げて

エルヴィン
「・・・すぐそこにあるんだ
・・・だがリヴァイ 見えるか?
俺達の仲間が・・・」

shinngeki-80-2

エルヴィンの後ろには今まで死んでいった調査兵団の兵士達の姿が映っていた

エルヴィン
「仲間達は俺らを見ている 捧げた心臓がどうなったか知りたいんだ
まだ戦いは終わってないからな」

その時、「獣の巨人」が投げた岩が新兵達の近くの壁にあたり新兵達が逃げまわっていた
しかし、その事には気付いていないエルヴィンとリヴァイは

エルヴィン
「すべては俺の頭の中の・・・ 子供じみた妄想にすぎない・・・のか?」

エルヴィンの言葉を聴いたリヴァイはエルヴィンの前にかがみ

リヴァイ
「お前はよく戦った おかげで俺達はここまで辿り着くことができた・・・
俺は選ぶぞ
夢を諦めて死んでくれ 新兵達を地獄に導け「獣の巨人」は俺が仕留める

その言葉を聴いたエルヴィンは吹っ切れたように微笑んでいた

「獣の巨人」は丘の上で座り込み石を触っていると何かに気付き壁の方を見てみると壁の方から「おおぉおぉおぉぉ」と言う声が聞こえてきた

その声は馬に乗ったエルヴィンを先頭に突撃してくる新兵達であった

突撃してくるエルヴィン達兵士を見て「獣の巨人」は

獣の巨人
「まぁこのまま終わるとは思ってなかったけど・・・特攻か・・・
もうちょっと何かあると思ったんだけどな」

エルヴィンの「今だ!!撃て!!」の合図で新兵達が一斉に信煙弾を「獣の巨人」めがけて発射した

獣の巨人
「煙・・・?
あぁ 信号を送るってやつか・・・」

そういいながら「獣の巨人」は砕いた岩を持ち振りかぶって投げる体勢に入っていた
「獣の巨人」が投げる体勢になったのをエルヴィンは見て兵士達に

エルヴィン
「来るぞ!!動け!!」

その言葉を聞いた新兵達は一斉に散らばった

 

★★★ 突撃前の回想 ★★★

エルヴィンとリヴァイは脅えている新兵達の前に来て

エルヴィン
「これより最終作戦を告げる!! 総員整列!!

エルヴィンの言葉を聴き泣いてうつむいていた新兵達は顔を上げエルヴィンとリヴァイのもとに整列した

エルヴィン
「総員による騎馬突撃を目標「獣の巨人」に仕掛ける!!
当然!!目標にとっては格好の的だ!!
我々は目標の投石のタイミングを見て一斉に信煙弾を放ち!!
投石の命中率を少しでも下げる!!
我々が囮になる間にリヴァイ兵長が「獣の巨人」を討ち取る!!
以上が作戦だ!!

 

★★★ 現在 ★★★

リヴァイは立体起動装置で壁際を移動しながらエルヴィンと話したことを思い出していた

リヴァイ
「・・・何?俺だけ立体起動で獣に接近しろと!?
獣の周りは更地だぞ!?利用できるような木も家もねぇ!!」

エルヴィン
「いいや・・・丁度いい高さの立体物が並んで突っ立っているだろ?」

壁際を移動しているリヴァイの目の前に一列に並んだ巨人が見えていた

エルヴィン
「巨人を伝って忍び寄り「獣の巨人」を奇襲しろ」

リヴァイは一列に並んだ巨人のうなじを切り裂きながら移動していたが目の前に馬で突撃していく兵士達の姿が目に映った
リヴァイは新兵達に心の中で「すまない・・・」と伝えた

 

★★★ 突撃前の回想 ★★★

エルヴィンは新兵達に作戦の詳細を伝えた
エルヴィンの話を聞いた新兵達の中には涙ぐみ吐くものもいた
しかしそんな新兵達にエルヴィンは

エルヴィン
「ここに突っ立っていてもしきに飛んでくる岩を浴びるだけだ!!
すぐさま準備に取りかかれ!!」

その言葉を聞いて新兵の一人がエルヴィンに

新兵
「・・・ 俺達は今から死ぬんですか?」

エルヴィン
「そうだ」

新兵
「・・・どうせ死ぬんなら最後に戦って死ねということですか?」

エルヴィン
「そうだ」

新兵
「いや・・・ どうせ死ぬんなら・・・
どうやって死のうと命令に背いて死のうと・・・
意味なんか無いですよね・・・?」

エルヴィン
「まったくその通りだ」

その言葉を聞いた新兵は驚いた

エルヴィン
「まったくもって無意味だ どんなに夢や希望を持っていても
幸福な人生を送ることができたとしても岩で体を砕かれても
同じだ 人はいずれ死ぬ
ならば人生には意味が無いのか?
そもそも生まれてきたことに意味は無かったのか?
死んだ仲間もそうなのか?
あの兵士達も・・・無意味だったのか?」

エルヴィンが話す後ろでは亡くなった兵士達の姿が映っていた

エルヴィン
「いや違う!!あの兵士に意味を与えるのは我々だ!!
あの勇敢な死者を!!哀れな死者を!!
思うことができるのは!!正者である我々だ!!
我々はここで死に次の生者に意味を託す!!
それこそ唯一!!
この残酷な世界に抗う術なのだ!!

shinngeki-80-3
兵士よ怒れ
兵士よ呼べ
兵士よ!!
戦え!!

兵士達はエルヴィンを先頭に「獣の巨人」めがけて突撃して行ったが「獣の巨人」が投げた岩に兵士達は次々に倒れ
そしてエルヴィンの体にも岩が

勝つために彼らは死ぬ!!

今回はココまでです。
今後の展開をお楽しみに!

« »

スポンサーリンク