進撃の巨人ネタバレ72話画バレなし!

「進撃の巨人」第72話「奪還作戦の夜」2015年9月号(8月8日発売)掲載

前回の内容

エレンと調査兵団104期兵達は教官のキース・ジャーディスがいる訓練施設に向かった。
エレン達がキースにエレンの過去の事で知っていることを話すように促すとキースは自分の思い出話を話しだした。
キースが若い頃、壁外調査の帰り一人の男が立っておりその男は過去の事を名前と医師ということ以外記憶がなかったその男の名はグリシャといった。

時は経ちグリシャは病院に医師として勤めていた。
グリシャはキースが密かに思いを寄せるカルラという女性と知り合い結婚する。

キースは調査兵団の新しい団長になったがなかなか成果を上げられず街の人から自分の部下のエルヴィンと比較されるようになり苦しんでいた時にまだ幼いエレンを抱いたカルラと壁外調査の帰りで会いカルラに強くあたってしまう。

自分の限界を知ったキースはエルヴィンに団長の座を譲り茫然と歩いていると巨人が迫っていることを知るそこにグリシャが現れみんなで避難所に行くがそこにエレンが一人倒れておりエレンは母カルラが巨人に食われたことを父グリシャに伝える。

カルラに強くあたってしまった事を謝りたかったキースはその事を聞きその場にうなだれてしまうその横でグリシャはエレンに母の仇を討てと言いグリシャはエレンを連れて森の中に入っていく。

しばらくし、キースが森の方を見ていると光がし光の方に行くとエレンだけがその場に倒れていた。
エレンが成長し調査兵団に入りキースがいる訓練所に来た時にキースはカルラの為にエレンが長生きするために調査兵団に入れないように姿勢制御訓練装置のベルトに細工をしたりしたがエレンの目を見るうちに自分はただの傍観者にすぎぬ事を悟る。

それでは、今回から新たな作戦がはじまります
お楽しみに

第72話 奪還作戦の夜

トロスト区のとある一室でエルヴィンやハンジなどの調査兵団の幹部が話し合っていた

エルヴィン
「・・・つまり エレンの父グリシャ・イェーガーは壁の外から来た人間」

ハンジ
「である可能性が高いと・・・
そう・・・アニやライナーベルトルトと同じように彼は巨人の力を持っていたしね
でもその3人と違うのは・・・
壁の中の人類に協力的だったってこと」

幹部
「調査兵団に興味を持ってたって話ならもっと協力してくれてもよかったんだがなぁ」

ハンジ
「どうかな・・・
物知りなグリシャさんならレイス家に受け継がれる思想の正体すらも何か知っていたのかもしれない
であれば・・・王政に悟られないとして情報を広めることはしなかった
しかしウォール・マリアが突破された瞬間 彼は王政の本体であるレイス家の元まですっ飛んで行き 狂気の沙汰に及んだ
おそらくは この壁に入ってから独力で王政を探るなどしていたんだろう
いずれにしてもすさまじい意識と覚悟がなきゃできることじゃない
そんなお父さんが調査兵団に入りたいと言った10歳の息子に見せたいと言った家の地下室・・・
死に際にそこにすべてがあると言い残した地下室・・・
そこには一体何があると思う?」

ハンジの言葉を黙って聞いていたエルヴィンは教師の父の姿を思い浮かべながら

エルヴィン
「言ってはいけなかったこと・・・
・・・イヤ
グリシャ氏が言いたくても言えなかったこと
つまり初代レイス王が我々の記憶から消してしまった「世界の記憶」
・・・だと思いたいが
ここで考えたところでわかるわけがない」

エルヴィンは顔を上げみんなに向かって

エルヴィン
「本日ですべての準備は整った ウォール・マリア奪還作戦は2日後に決行する 地下室には何があるのか?知りたければ見に行けばいい
それが調査兵団だろ?」

エルヴィンの言葉でその場にいるみんなは笑顔になり全員立ち上がり部屋を後にしながら

幹部達
「では各班を任せたぞ あぁくれぐれも秘密裏にな」
「でも今日ぐらいは肉を食ってもいいですよね?」
「そうだな・・・たまにゃガキ共に大人の甲斐性を見せつけてやらねぇと」
「シャーディス団長の隠匿罪についてはどうする?」

ハンジ
「ほっとけばいい あんなのにかまってる暇は無いよ」

幹部
「ショックだよな ハンジ・・・
あんたの憧れだったのに」

ハンジ
「うるさい だまれ」

ハンジが部屋を出た瞬間リヴァイが部屋のドアを内側から閉めた
部屋にはリヴァイとエルヴィンだけとなった

エルヴィン
「何だ?リヴァイ」

リヴァイ
「気の早い話だが・・・
ウォール・マリアを奪還した後はどうする?何より防衛策の確立が先だと思うが・・・ その後は・・・」

エルヴィン
「脅威の排除だ 壁の外にはどうしても我々を巨人に食わせたいと思ってる奴がいるらしいからな
もっとも・・・それが何なのかは地下室に答えがあると踏んでいる
だからさっき言った通りだ 地下室に行った後に考えよう」

リヴァイ
「・・・お前がそこまで生きてるかわからねぇから聞いてんだぜ?
その体はもう以前のようには動かせねぇ・・・
さしずめ巨人の格好のエサだ」

エルヴィンはその言葉を聞きながら自分の左手で無くなった右腕を掴んでいたエルヴィンの右腕はエレン奪還時に巨人に噛みつかれて無くなっていた

リヴァイ
「現場の指揮はハンジに託せ
お荷物抱えんのはまっぴらだお前はここで果報を待て連中には俺がそうゴネたと説明する・・・イヤ実際にそうするつもりだ
それでいいな?」

エルヴィン
「ダメだ エサで構わない囮に使え
指揮権の序列もこれまで通り私がダメならハンジ ハンジがダメなら次だ
確かに困難な作戦になると予想されるが人類にとって最も重要な作戦になる そのために手は尽くしてある
すべて私の発案だ 私がやらなければ成功率も下がる」

リヴァイ
「そうだ 作戦は失敗するかもしれねぇ
その上お前がくたばったら後がねぇ
お前は椅子に座って頭を動かすだけで十分だ
巨人にとっちゃそれが一番迷惑な話で
人類にとっちゃそれが一番いい選択のハズだ」

エルヴィン
「いいや違う・・・
一番はこの作戦にすべてを懸けることに」

リヴァイ
「オイオイオイ 待て待てこれ以上俺に建て前を使うなら
お前の両脚の骨を折る
ちゃんと後で繋がりやすいようにしてみせる
だがウォール・マリア奪還作戦は確実にお留守番しねぇとな
しばらくは便所に行くのも苦労するぜ?」

エルヴィンはリヴァイの言葉を聞いて観念するように

エルヴィン
「ハハ・・・
それは困るな・・・
確かにお前の言う通り・・・手負いの兵士は現場を退く頃かもしれない
・・・でもな
この世の真実が明らかになる瞬間には私が立ち会わなければならない」

その言葉を聞いたリヴァイは呆れたように

リヴァイ
「それが・・・
そんなに大事か?てめぇの脚より?」

エルヴィン
「あぁ」

リヴァイ
「人類の勝利より?」

エルヴィン
「あぁ」

リヴァイ
「・・・そうか・・・」

リヴァイはそう言うと部屋を後にしながらエルヴィンに

リヴァイ
「エルヴィン・・・
お前の判断を信じよう」

★★★★★ 調査兵団の食堂 ★★★★★

食堂には調査兵団達が集合しておりそのテーブルの上には豪華な食事が並んでいた

コニーはテーブルの上の肉の塊を見て

コニー
「え・・・? 肉・・・? なに? これ・・・肉?」

コニーの横にいるサシャは手で髪の毛を触りながら肉の塊を見て

サシャ
「マジかや・・・」

調査兵団の幹部の話し合いの中にいた幹部がエプロン姿でグラスを持ち兵士達に

幹部
「今日は特別な夜だがくれぐれも民間人には悟られるなよ
兵士ならば騒ぎすぎぬよう英気を養ってみせろ
今晩はウォール・マリア奪還の前祝いだ
乾杯!」

幹部が兵士達を見るともう既に兵士達は料理を争うように食べており中には料理で言い争っている兵士もいた

兵士達
「落ち着けよ 均等に分けるんだよ!」
「オイそれはでけぇから2枚分だ!」
「ダメだ!」
「お前は槍がヘタクソだろ!期待できねぇから俺に譲れ!」
「何だと!?」

そして肉の塊を見て気がおかしくなって肉の塊を鷲掴みにして食べているサシャにコニーとジャンはサシャを抑えつけながら

ジャン
「てめぇふざけんじゃねぇぞ芋女!」

コニー
「自分が何をしているかわかってんのか!?」

コニーはサシャの後ろで首を腕で絞めながら

コニー
「やめてくれサシャ・・・
俺・・・お前を殺したくねぇんだ・・・」

ジャンはサシャから肉の塊を奪うと

ジャン
「一人で全部食う奴があるか?!」

しかし気の狂ったサシャは肉を持ってるジャンの手に噛みついた

ジャン
「あああああああぃ 食ってる食ってる食ってる」

コニー
「サシャ?!その肉はジャンだ!わかんなくなっちまったか!?」

するとそこえマルロが肉を食べながらやってきて

マルロ
「調査兵団は肉も食えなかったのか・・・ 不憫だな」

次の瞬間、サシャがマルロの顔面を殴りマルロの鼻から大量の血が流れ出た

マルロの横にいたミカサは腹をサシャに殴られ

ミカサ
「コニー早くサシャを落として」

コニー
「やってる!・・・けどコイツ意識無いのに動いてんだよ!」

その光景を見ていたハンジや幹部達は

幹部
「オイ・・・負傷者が出てるぞ・・・」

ハンジ
「誰だ 肉を与えようって言ったのは」

エプロンを付けた幹部
「すいません・・・奮発して2か月分の食費をつぎ込んだのがよくなかったようです」

その頃、サシャはエレンとコニーによって柱にくくりつけられていた

エレン
「これでいいか」

コニー
「やっと力尽きた・・・
しかしこんなクズでも以前は人に肉を分け与えようとしてたんだよな・・・」

エレン
「え?いつだよ」

コニー
「3か月前・・・
固定砲整備のあの日だよ」

エレンは固定砲整備四班の時にサシャが食料庫からこっそりと肉を持ってきた時の事を思い出していた
エレンは昔の事を思い出しながらその時にいた兵士達の事を思い出していた

コニー
「オイ」

エレン
「あれから まだ3か月しか経ってないのか」

コニー
「まだ3か月だ
でも3か月で俺達あのリヴァイ班だ
スピード出世ってやつだよな?」

二人はじゃれあいながら

エレン
「お前は天才だからな」

コニー
「当たり前だろ」

エレン
「食おうぜ 飯が冷めちまうよ」

二人の後ろで柱にくくりつけられたサシャが目を覚ましていたがエレンとコニーは自分の席に戻って食事の続きを始めた
しかし今度は、ジャンとマルロが言い争いをしていた

ジャン
「だからお前はまだ何の経験もねぇんだから後衛だって言ってんだろ?」

マルロ
「確かに俺はまだ弱いが・・・だからこそ前線で敵の出方を探るにはうってつけじゃないか?」

ジャン
「何だ?一丁前に自己犠牲語って勇敢気取りか?」

マルロ
「しかしその精神がなければ全体を機能させることができないだろ?」

ジャン
「あのなぁ・・・
誰だって最初は新兵なんだ
新兵から真っ先に捨て駒にしてたら次の世代に続かねぇだろ?
だからお前らの班は後ろから見学でもして生きて帰ることが仕事なんだよ」

ジャンは座ったままで少し姿勢を上げエレンに聞こえるように

ジャン
「一番使えねぇのは一にも二にも突撃しかできねぇ死に急ぎ野郎だよ
なぁ?」

エレンはその言葉を聞き

エレン
「ジャン・・・そりゃ誰のことだ?」

ジャン
「・・・お前以外にいるかよ?
死に急ぎ野郎は」

エレン
「それが最近わかったんだけどオレは結構普通なんだよな・・・
そんなオレに言わせりゃあ お前は臆病すぎるぜ?ジャン」

二人は睨み合い立ち上りお互いの胸倉をつかみ合い

ジャン
「いい調子じゃねぇかイノシシ野郎!」

エレン
「てめぇこそ何で髪伸ばしてんだこの勘違い野郎!」

その光景を見ていたコニーは

コニー
「顔以外にしとけよ?」

エレンとジャンはそのまま殴り合いの喧嘩になった

ジャン
「・・・マジな話よぉ
巨人の力が無かったらお前何回死んでんだ・・・?
その度に・・・ミカサに助けてもらって・・・!
これ以上死に急いだらーぶっ殺すぞびっくり」

そう言いながらジャンはエレンの腹にパンチを一発入れた

エレン
「-それは 肝に銘じとくから!
お前こそちゃん大事にしろよ!ジャンボォオオ」

今度はエレンがジャンの腹にパンチを一発入れた

エレンとジャンの殴り合いは続きそれを見ていたアルミンはミカサに

アルミン
「止めなくていいの?」

ミカサ
「・・・うん ・・・いいと思う」

しかし周りは誰も止めようとしないがエレンとジャンは内心

エレン
「何で・・・誰も止めてくれねぇんだ・・・」

ジャン
「いつまで続くんだ? ・・・まずいぞもう肉が出てきちまう」

と思っていたが突然二人を呼ぶ声が聞こえ
次の瞬間、リヴァイが二人に蹴りを入れ二人ともその場に倒れこんだ

リヴァイ
「お前ら全員はしゃぎ過ぎだ
もう寝ろ ・・・あと掃除しろ」

リヴァイの言葉を聞きその場にいる全員が静かに立ち去ったが
みんなはサシャが柱に縛り付けられていることを忘れていた

エレンはアルミンに抱きかかえられミカサと食堂を出て三人は外で座り込んで話し出した

エレン
「・・・自分で言うのもなんだけど
オレもっと大事にされた方がいいと思う
むしろケガしてもすぐ治るからな~って思って見てたよ
ヒデェ話だ・・・自分から仕掛けたくせに」

アルミン
「でも・・・元気が戻ったね」

エレン
「教官に会って良かったよ
俺は・・・別に・・・元気があろうとなかろうと
やることをやるつもりだ
でも・・・そうだな 楽になったよ
考えてもしょうがねぇことばかり考えてた
何でオレにはミカサみてぇな力がねぇんだって
妬んじまったよ
オレはミカサやリヴァイ兵長にはなれねぇからダメなんだって・・・
でも兵長だってお前だって一人じゃどうにもならないよな・・・
だからオレ達は自分にできることを何か見つけて
それを繋ぎ合わせて大きな力に変えることができる
人が人と違うのはきっとこういう時のためだったんだ」

アルミンはまだ調査兵団に入る前、シガンシナでいつもいじめられてる時の事を思い出していた

アルミン
「うん・・・
きっとそうだ」

その時、三人の前に男女2人の駐屯兵団の兵士が歩いていた
三人はその男性兵士の後ろ姿がハンネスにそっくりだったため驚いたがよく見てみると別人だった

ミカサ
「ウォール・マリアを取り戻して・・・
襲ってくる敵を全部倒したら・・・
また戻れるの?
あの時に・・・」

ミカサはまだ巨人が出現する前のシガンシナで3人で遊んでいた時の事を思い出していた

そして、3人が話している後ろの方では3人に気づかれないように一人の男が3人の話を黙って聞いていた

エレン
「戻すんだよ
でも・・・もう
全部は返ってこねぇ・・・
ツケを払ってもらわねぇとな

ミカサ
「・・・そう」

アルミン
「それだけじゃないよ・・・
海だ
商人が一生かけても取り尽くせないほどの巨大な塩の湖がある
壁の外にあるのは巨人だけじゃないよ
炎の水 氷の大地 砂の雪原
それを見に行くために調査兵団に入ったんだから」

エレン
「あ・・・あぁ
そう・・・だったな・・・」

アルミン
「だから!まずは海を見に行こうよ!
地平線まですべて塩水!
そこにしか住めない魚もいるんだ!
エレンは まだ疑っているんだろ!?
絶対あるんだから!
みてろよ!」

エレン
「しょうがねぇ そりゃ実際見るしかねぇな」

アルミン
「約束だからね!?絶対だよ!?」

ミカサ
「・・・また二人しかわからない話してる」

3人の後ろで黙って話を聞いていたのはリヴァイであった
リヴァイは酒が入ったグラスを床に置き静かに座って話を聞いていた

★★★★★ ウォール・マリア奪還作戦決行日 ★★★★★

太陽は西の地平線に沈もうとしていた
エレン達調査兵団はトロスト区の壁上にいた

「日没の直前・・・ いよいよだな」

そして、近くの建物ではエルヴィン率いる調査兵団へのザックレー、ピクシスなどの兵団の幹部達による出発式が行われていた

出発式を終えたエルヴィン達はリフトで壁上の登っていた
リヴァイとハンジが上がっていくリフトから壁内を見ると民衆が大勢集まっておりその中にリーブス商会のフレーゲルの姿もあった
民衆は調査兵団への激励の言葉をかけていた
「ウォール・マリアを取り返してくれぇぇ」
「人類の未来を任せたぞぉおおお」
「この街を救ってくれてありがとお!」
「全員無事に帰って来てくれよ」

調査兵団が壁上に全員揃いみんなで壁内の民衆を見ながら

リヴァイ
「勝手を言いやがる」

ハンジ
「まぁ・・・あんだけ騒いだらバレるよね」

幹部
「それが・・・リーブス商会から肉を取り寄せたもので・・・」

調査兵団の幹部達が話している横で104期兵達は応援してくれている民衆に向けて大声で声援に応えていた

エルヴィン
「調査兵団がこれだけ歓迎されるのは いつ以来だ?」

リヴァイ
「さてなぁ・・・
そんな時があったのか?」

エルヴィン
「私が知る限りでは・・・
初めてだ」

エルヴィンはそう言うと民衆にむかって左手を高々と上げ
「うおおおおおおおおお」と雄叫びを上げた

そしてエルヴィンは調査兵団に
「ウォール・マリア最終奪還作戦ー! 開始」
と指示を出した

その言葉を聞き調査兵団達はリフトに乗りこみ壁外に降りて行った
壁外に降り立ったエルヴィン達調査兵団は馬に乗り移動を開始した

その頃、ウォールマリアの壁上でテントを張りライナーとベルトルトは夕陽を眺めていた

敵であれ味方であれ正義であれ悪であれ陽は沈み、また昇る。

今回はココまでです。
今後の展開をお楽しみに!

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