進撃の巨人ネタバレ74話画バレなし!

「進撃の巨人」第74話「作戦成功条件」2015年11月号(10月9日発売)掲載

前回の内容

調査兵団は夜の闇にま紛れて山道を前進しながらウォール・マリアに向かっていた。
朝日が昇り始めた頃、調査兵団はウォール・マリアに到着し巨人に荒らされつくした街中を穴のあいた壁めがけて馬で走り抜けてた。
エルヴィンの指示で調査兵団は一斉に立体機動装置を使い壁に向かって飛び出していった。
エルヴィンは、ベルトルトとライナーがエレンを奪う為に待ち構えていることを知っており誰がエレンかわからないようにフードで顔を隠した総員100名の兵士が同時に外門を目指した。
エルヴィン達調査兵団は一斉に壁上に登り走り出した。
ハンジは作戦の合図の信煙弾を空に向けて発射した。
エレンは合図を確認し立体機動装置で壁上に高く飛びながら空中で巨人になるために手首を噛みちぎった。
その時、調査兵団の様子をとある場所にあるのぞき穴からベルトルトとライナーが見ていた。

それでは、今回からウォール・マリア奪還作戦が本格始動します。
お楽しみに

第74話 作戦成功条件

エレンは壁上から開いた壁の外門に向かって飛びながら巨人になるために自分の右手を噛みちぎった。
壁上で調査兵団達が息をのんでエレンの硬質化の様子を見ていた。
エレンは硬質化の能力で壁を塞ぎ硬質化した巨人のうなじから這い出てきた。

ミカサは立体機動装置を使い巨人から這い出てきたエレンを抱き抱え壁上に連れ戻した。

ハンジやリヴァイ達が壁上から周りを警戒しながら

ハンジ
「敵は?!」

兵士
「見えません!!」

ハンジ
「くまなく見張れ!!穴は!?」

すると次の瞬間、壁下から作戦成功の信煙弾があがった。

兵士
「成功です!!しっかり塞がっています!!」

ハンジ
「やった・・・」

ミカサ
「立体機動装置は!?」

エレン
「無事だ でもやっぱりマントは持っていかれちまった」

ミカサは自分が羽織っていたマントをエレンにかけた。

エレン
「ありがとう」

ハンジ
「調子は!?」

エレン
「問題ありません訓練通り次もいけます!」

ハンジ
「では内門に向う!!移動時を狙われぬようしっかり顔を隠せ!!」

ハンジの指示で調査兵団は一斉に動きがした。

エレン
「本当に塞がったのか?こうもあっさり?」

ミカサ
「あなたがやった自分の力を信じて」

エレンはまだ幼い時、大型巨人が襲ってきた時の事を思い出しながら
「あの時の穴が・・・」

リヴァイ
「まだだ ヤツらが健在なら何度塞いでも壁は破壊されるわかってるな?
ライナーやベルトルトらすべての敵を殺しきるまでウォール・マリア奪還作戦は完了しない」

エレン
「当然・・・ わかってます」

★★★★★★★★★★

その頃、壁の上ではエルヴィンと分隊長が話をしていた。

分隊長
「襲ってこない・・・敵は俺達の強襲に対応できてないのか?」

その時、アルミンが報告にやってきた。

アルミン
「調べてきました!
地面には野営用具が一式散乱しています
紅茶のようなものを飲んでいたようです
ポットは冷めきっていました
そしてポットの中身の黒い液体が注がれた跡があるカップ・・・
それが少なくとも3つ 少なくとも三人が壁の上にいたようです」

分隊長
「三人だと!?」

エルヴィン
「鉄製のポットが冷めきっていたのか?」

アルミン
「はい」

エルヴィン
「それはおかしい・・・」

アルミン
「え・・・」

分隊長
「ポットがか!?」

エルヴィン
「我々は馬と立体機動装置を駆使して全速力でここに到達した
ここから我々の接近に音や目視で気付いたのなら少なくとも2分前が限界のはず
使用直後のポットが2分で冷めるはずがない
敵は少なくとも5分以上前に我々の接近を知る何かしらの術を持ち
我々の接近に備える時間も十分にあったというわけだ」

アルミン
「つ つまり壁の上にいた三人以外の斥候が存在して・・・イヤもっと大勢の敵が潜んでいると想定すべきで・・・」

エルヴィン
「今は敵の特定を第一とする
アルレルト(アルミン) 君はその頭で何度も我々を窮地から救い出してくれた まさに今その力が必要な時だ」

エルヴィン
「必要な数の兵士を動かし内門周辺に敵が潜んでいないか探り出してくれ」

エルヴィンは壁上の調査兵団に集合の合図を出した。
調査兵団達がエルヴィンの元に集まり

兵士
「周囲に異常は見当たりません」

エルヴィン
「これよりアルミン・アルレルトの指示に従い捜索を続行せよ」

兵士達
「了解!!」

アルミン
「区外区内の二手に分かれて内門周辺の建物を調べて下さい
何かあれば音響弾で報せを・・・
お・・・ お願いします・・・」

兵士達
「了解」

分隊長
「・・・また 大きく賭けたな」

エルヴィン
「いや 実績を見て判断した
彼は我々の大きな武器の一つだ」

分隊長
「エレン達が来るぞ
どうする?
敵を見つけるまで作戦は中断か?」

エルヴィン
「続行する
この敵地で長居はできない
長期戦となれば勝機は薄い
我々には短期決戦のみに活路が残されている
それもすべては敵の思惑通りと言うなら
それに付き合うのも手だろう」

エルヴィンは自分の左腕を見ながら

エルヴィン
「・・・まぁ何も隠し事があるのは彼らだけではないからな・・・」

★★★★★★★★★★

アルミンは立体機動装置を使って壁を移動しながら周りの様子を見て考えていた
「・・・どうしよう もうエレン達が内門を塞ぎに来る
敵がどこにいるかもわからないのに・・・
何で敵は穴を塞がれても出てこない?
やっぱり・・・
硬質化で巨人の力を使わせエレンが疲弊したところを狙うため?
そうならその直後にエレンを狙うためこの近くに潜んでいるはずなんだ ・・・でもこんなに捜してもまだ見つからない
まずい・・・ どうする・・・
失敗したら・・・ ・・・もう本当に後が無い
終りなんだ 何もかも
団長は作戦を止めないだろう
敵に絶好の機会を与えることになっても迎え撃つしかないんだ
敵に時間を与えるほどこちらは不利になるから・・・
わからない・・・ 敵はいつも
ありえない方法で僕らの予想外から攻めてくる
僕らがいつも不利なのは・・・ いつだって
僕らが巨人を知らないからだ
いつも・・・」

その時、アルミンは過去に見た壁の中の巨人の顔を思い出した。
アルミンは何かに気づき音響弾を打ち上げた。

その音を聞いた兵士達がアルミンの元に集まった。

兵士達
「アルレルト 見つけたか!?」
「敵はどこだ!?」

アルミン
「まだです!!
全員で壁を調べて下さい!!」

兵士達
「壁はもう調べたと言ったろ!!」
「どこにも隠れられる場所はー」

アルミン
「壁の中です!!」

兵士
「壁の中!?」

アルミン
「はい!!きっと人が長い間入っていられる空間がどこかにあるはずです」

分隊長
「なぜそれがわかる!?」

アルミン
「・・・ 勘です」

分隊長
「お前今がどういう時だかわかっているのか!?
こんなことにかける時間はー」

アルミン
「し しかし敵は!!いつだってありえない巨人の力を使って僕達を追い込んできました
誰でも思いつく常識の範疇に留まっていては・・・
到底敵を上回ることはできないのです!!」

その時、エルヴィンが信煙弾を打ち上げた

★★★★★★★★★★

立体機動装置で移動中のハンジ達の部隊はエルヴィンが打ち上げた信煙弾を見て

ハンジ
「作戦中止の合図!?
総員壁の上に散らばって待機だ!!」

兵士
「了解!!」

★★★★★★★★★★

エルヴィン
「時に厳格に 時に柔軟に
兵士の原理原則に則り最善を尽くせ
指揮系統を遵守せよ
我々は勝利するためにここに来たのだ」

アルミン
「再び二手に分かれ壁面の調査を!!
扉の上部から入念に ・・・捜索開始!!」

兵士達
「了解!!」

アルミンが指揮する部隊は一斉に立体機動装置を使い壁横の捜索に向かった。

★★★★★★★★★★

その様子を、壁上から見ていたエレン達は

コニー
「何してるんだ?
いいのかよ・・・俺達 止まってて」

ジャン
「あぁ これじゃあ強襲作戦の意味がねぇ・・・ けど・・・」

エレン
「アルミン・・・ また何か考えが・・・?」

★★★★★★★★★★

アルミンは壁横を捜索しながら
「いつ何時エレンが壁を塞ぎに現れても対応できる位置
常に状況が見渡せる位置・・・
そして時が来るまで安全に身を隠せる位置
もしそんな死角があるとすれば
僕らが壁の中の巨人を知っていると敵が知らないなら
そんな発想はしないと踏んでいるなら・・・
あるいはー」

その時、アルミンの横で壁を捜索していた兵士が何かに気づき

兵士
「ここだ!!ここに空洞があるぞ!!」

兵士が壁を剥がすと中にライナーが隠れていた。
するとライナーは剣で兵士を刺し兵士は血を流しながら壁下に落下していった。

その様子を、調査兵団達が見ておりみんな愕然となった。

アルミンはライナーを見て剣を握りしめた。
そこへ、壁上から物凄い速度でリヴァイが降りてきて剣でライナーの首筋を一突きした。
さらに落ちながらライナーの胸を剣で貫いたがライナーはリヴァイを睨みつけていた。
リヴァイはライナーがまだ死んでいないのを確認するとライナーの胸に刺した剣を引き抜き足でライナーを地面に向かって蹴り飛ばした。

アルミンは地面に落ちるライナーを見ながらうつむいているリヴァイを見て

アルミン
「兵長!?」

リヴァイ
「クソッ!! これも「巨人の力」か!?
あと一歩・・・ 命を断てなかった」

次の瞬間ライナーの体は物凄い音とともに発光し鎧の巨人に変化して横たわっていた。

★★★★★★★★★★

エルヴィンは壁上で調査兵団に指示を出していた。

エルヴィン
「周囲を見渡せ!! 他の敵を捕捉し」

すると突然、エルヴィンの後方から爆発音がしてエルヴィンが振り向くとそこには獣の巨人と10体ほどの巨人が出現していた。
獣の巨人は近くにあった巨大な岩を片手で持ち上げそのまま勢いをつけて壁に向かって放り投げた。

エルヴィン
「投石来るぞ!! 伏せろおおおおお」

獣の巨人が投げた岩は穴の開いた壁に当たりその衝撃で壁が崩れ壁内付近で馬の世話をしていたマルロや兵士達の近くに瓦礫が飛んできた。

マルロ
「な・・・何だ!?」

その様子を壁上から見ていたエルヴィン達は

分隊長
「外したか・・・」

エルヴィン
「いいや いいコントロールだ
ヤツは扉を塞いだ
馬が通れない程度にな
まず馬を狙い包囲する
我々の退路を断ちここで殲滅するために」

その時、獣の巨人と他の巨人達は壁に向かって歩き出し
ライナーの鎧の巨人は壁に向かって起き上がっていた。

エルヴィン
「我々は互いに望んでいる
ここで決着をつけようと
人類と巨人共 どちらが生き残り
どちらが死ぬか」

仇敵をー 駆逐せよ!

今回はココまでです。
今後の展開をお楽しみに!

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